有事法制

2002年5月11日
昨日、眠れないままに友達の掲示板で毒吐いてきた。

原文を、すこーしだけ(一人称の表記だけ)変えて、転載する。
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†戦争
殺しあいをする戦争はしたことない。
だけど、「潰すか潰されるか」「奪うか、奪われるか」という意味をもった「戦争」なら、したことある。
死にかけたこともある(苦笑)。
要は、規模の違い。個人の規模か、会社を含めた、身の回りと言う規模か、国か。
実際に人が死ぬか死なないか。
今まで自分が経験した「戦争」で、命を落とした人は、いない。
だけど、自分は命を何度か落としかけたけど(苦笑)
ガキの頃、バットを担いだ近所の体の大きなガキ共に囲まれた時、何とか弟と妹を逃がしたいと心底から願った。
先制攻撃で一人にケリを喰らわせたら、弟が妹を連れて逃げてくれた。
逆上したヤツラにボコボコにされている最中に、近所のおじさんが見つけてくれた。
生まれて初めての戦争はこれ。忘れたくても忘れられない。
いじめと戦うことだって、戦争。
自分の信念を貫くことだって、諍いになる。
自分自身でもいい。それ以外の大切なものでもいい。
守るために戦うことが、大切なことだと思う。
でもそれは、「個人」単位での話。国の単位になると、そうはいかないんだよなあ。
戦争なんて、どこまでも個人単位から国単位に規模拡大しただけのものなのに。
有事法制、反対。
軍備だとか、戦争だとか、憲法改正だとか。もっと良く考えろよ、首脳ども。
どういう意味を含んでいるのか、考えろよ。
どういうことなのか、考えろよ。
でも、国なんて「国民の声を聞きます」聞くだけな。
聞くだけ聞いても、反映なんてさせられないのさ。
無理な話だ。良くわかってる。
国民主動、嘘ばっかり。主導権を握っているのは総理大臣なのさ。
これで官僚をせめても可哀想なもんだよ。給料貰って、必死で働いているだけだもの。
責めるなら、地元選出国会議員にしろ。地元の声なんて、ちゃんと聞いてねーだろ、おめーら。
これだけ全国から有事法制やばいだろ、って声が上がっているのに、それを国会で語っているのは、一部の議員だけだろ。それも、自分の政党の株をあげる戦略としてだけだな。でなきゃ、自分の政党を与党にしたいためか?
他の議員は自分のポッケに金を詰め込むことに血道をあげているのさ。だって、金もうけの為に議員になるんだ。
きれいごと抜かしながら、真っ昼間からパチンコ屋に通う町会議員だっている。
議員、議院だってどこまでも規模が町から国に大きくなっただけなら、考えてることだって一緒。
言わせてもらえば、クソッタレの集まりさ。
こんなヤツラがのさばっているなら、有事法制を止められないだろう。
だけど、もし有事法制が可決されて、戦争が起こったら。
三上は武器を担いで前線に行く。
今までだって、自分の身の回り規模の「戦争」ではそうしてきたし、それだけの覚悟は常にある。
でも、有事法制は反対。戦争も反対。
「人が死ぬ」とか「大切なものを奪われる」とか、そういう諸々のことを、三上は知っているから。
この文章を、世間という戦争に負けたユキオ兄に捧ぐ。
あんたは世間に殺された。戦争に負けたからだ。

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これを読んで、笑う人間が何人いることやら。
てめーら、そんなことで命落としかけたことねーだろ。

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